2学期の最近のブログ記事
令和元年度、高校生議会に参加しました
7日に県内の高校生が知事や県の部局長に政策を問う高校生議会が開催され、本校から、1年生の島田ひまりさん、仲本妃那さん、仲地彩葉さんの3人が参加しました。
←左の写真をクリックすると、拡大PDFが表示されます。印刷も可能です。
質問項目は、(1)就職率について、(2)大人の学び直しの制度について
(3)貧困対策について行われ、以下のような質問を行いました。
(1)就職率について
現在、本県では新規高校卒業者と新規大学卒業者の無業者比率が全国1位となっていま す。私たちは、その原因が無業者に対するサポート体制が不十分なことにあると考え、サポー トする体制を早急に整えるべきだと考えます。このことに関して、御意見をお聞かせください。
(2)大人の学び直しの制度について
これからの時代、AI(人工知能)が発達し、大きな社会変動予測されると同時に現在ある仕事 の内容も大きく変わり、その中で、今まで身につけた知識や技能では、新しい社会変化や仕事 に対応できなくなる状況も想定されます。そうすると、一旦社会に出た後に、新しい知識・技能 を身につけるための学び直しが必要になってくると考えます。そのようなもう一度学び直したい と考える人たちのためにどのような制度、環境整備を考えていらっしゃるのかお聞かせくださ い。
(3)貧困対策について
沖縄県は離婚率が高いことから、シングルファザー、シングルマザーが多く、それに伴い貧困 率も30%近くに上り、全国の2.2倍と高い状況にあります。その影響のため、貧困の中にある子 供たちが夢や希望も捨て、高校や大学への進学を諦めてしまうこともあります。その結果、所 得の低い仕事にしかつくことができず、このことがさらには将来の子供たちにまで負の連鎖が 続くことになりかねません。このような悪循環を脱するために、県としてどのような取り組みを 行っているか具体的に教えてください。
質問の様子は、議会HPにアップされていますので、こちらをご覧ください。→クリック
また、今回の高校生議会では、議会の最後に、全体の代表挨拶を宜野座高校がおこない、仲本妃那さんが見事な挨拶を行いました。
あいさつの様子は、議会HPにアップされていますので、こちらをご覧ください。すべての代表質問の最後にありますので、最後までスクロールしてください。→クリック
キャリア教育推進事業(1年目)の報告会をおこないました
去る1月31日(木)に本校において、「平成30年度 キャリア教育推進事業協力校 報告会」が開催されました。
報告会では、県立学校教育課産業教育班 班長の屋宜宣安様、米須薫子様をはじめ、県内各校から約25名の先生方をお迎えして、本校の1年目の活動の様子が報告されました。
報告者:研究主任:登川美奈子、教育課程係:清野篤子、キャリアコーディネーター:島袋開
【報告内容】
①研究テーマおよび研究体制
②本校のキャリア教育
(登川)
③取り組みの経過
④主な取り組みの内容の報告
(島袋)
⑤次年度の取り組み計画
(清野)
報告を受けた質疑応答では、活発な意見や質問がおこなわれ、関心の高さや取り組みへの評価が確認されました。
また、公開授業では、インターンシップの振り返りもかねて、「働く価値について考える~なぜ働く?自分が働く上で大事にしたいことを整理する~」として、知念千勢登先生と登川美奈子先生のティームティーチングで2年1組さんを対象に授業が行われました。ダイヤモンドランキング手法を活用しながら、生徒たちは、各自の働くにかかわる価値観を相対化しながら、働くことに対する自分の立ち位置や考え方について整理することができたようです。
また、報告と公開授業を終えて、追手門大学 心理学部心理学科 教授の三川 俊樹先生をお招きし講評と講演をしていただきました。講演は「新学習指導要領におけるキャリアカウンセリング」と題し、キャリア発達を促す個別対応に関して詳細で具体的事例にもとづいたお話が行われ、参加者はこれからの実践に向け、大変有意義な時間を共有できた思います。
今回の発表をもとに整理した成果と課題をもとに、来年度もさらに充実したキャリア教育の推進、実践に向けて、職員一同、協同して頑張っていきたいと思います。
今後も本校のキャリア教育の展開に関しては、HPにおいてお知らせいたしますので、ぜひご覧ください。
写真は、当日の様子です。
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